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僕は金が大好きで、時代劇で何が好きかというと、小判が乱れ飛ぶシーンや、高盆に積まれた最中のような白い楕円の包みが賄賂としてひそかに渡されるシーン…。あれは堪らない。中学生の頃に「ゴールドフィンガー」や「黄金の七人」を観て“金”に魅せられ、何度も映画館に通った。それから、釣り道具屋で買った鉛を溶かしてその上に金粉を塗って金塊を作ったり、身の回りのものを片っ端から黄金に変えて愉しんでいた。金は素晴らしい。お風呂屋さんで、年齢の割に異様に元気な老人が、首に金のチェーンと金貨をぶら下げているのを見て、金の効能を実感し、時々僕もぶら下げるようになった。金は人間を元気にするのだ。金は音色も素晴らしく、金貨を指で空中に弾くと、どんな硬貨でも出せない「ピ~~~~ン!」という、澄みきった実に高貴な音がする。たぶん楽器の素材としても最高のものだろう。いつか、一度でいいから本、物の小判を、心行くまで齧ってみたいと思う。
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