石垣島から波照間までの航路は、安栄観光と波照間海運の高速船が、必ずいつも本気で競走しながら走る。石垣ー波照間航路に限らず、石垣ー西表航路も、安栄観光と八重山観光フェリーの高速船がレースする。
波の高さが2メートル半を超えると運航は中止になるが、2メートルといえばかなりなもので、水平線が曲がり目の高さより上にくる。慣れた客は後ろの方に座るが、一度鳩間島から石垣島に返る船で、波の高い日に一番前の席に座り、三度「天井に」頭をぶつけた。座席が尻から離れるのだ。ジェットコースターで遊んでいる気分にでもならないと、とても乗ってられない。
高速船の舵取りは楽しい仕事だ、 客を怖がらせて喜んでいる。僕もやりたい。
昨日のお昼過ぎ、石垣島の鳩間隆志さんから思いがけない電話を頂いた。
今一家で京都に来ていて、8時からライブだという。
そこで急遽友人二人を誘って、仕事を早めに切り上げ、銭湯で身を清めて「第一回鳩間島音楽祭」のTシャツを着こみ、木屋町御池の沖縄料理の店「大新」に向かった。
鳩間さんご一家は西表島の北数キロに位置する周囲4キロの小さな島、鳩間島のご出身で、石垣島で人気の島唄酒場「芭蕉布」を営んでいる。
僕は2003年春に八重山諸島から帰って、むこうで買ったCDで初めて「親子美しゃ」という曲を聴き、鳩間可奈子さんの透明な美声と底抜けの明るさに惚れ込み、その夏再び石垣島へ行って「芭蕉布」に入った。
可奈子さんは不在だったが、そのルーツであるお父さんとお母さんの島唄を聴くことができた。
京都からわざわざ来てくれたということでとても歓迎され、僕も上機嫌で八重泉を飲んでカチャーシーを踊った。
それから石垣島に行くたびに、「夜は芭蕉布」と決めていたが、このところ何年も八重山諸島はご無沙汰だった。
それだけに、初の京都ライブに呼んで下さったのは嬉しかった。
(鳩間小中学校体育館落成式の日、鳩間港を去る船を見送る可奈子さん。2004年4月)
最近の可奈子さんの活躍はめざましい。
昨年沖縄で開催された「うたの日カーニバル2009」のクライマックスで、BIGINのフューチャリングで登場した時は驚いた。
もともと不思議なくらい物怖じしない人だけど、「うたの日」のステージでは彼女の「まんま」のキャラが爆発し、すっかりオヤジのBIGINが急に華やかになった。昨日ステージを終えた可奈子さんに、うたの日カーニバルでの大成功のお祝いを伝えたら、最近出たBIGINのアルバムにも参加してるよと教えてくれた。
明日買いに行こう。
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『youtube』にあった芭蕉布のライブ風景
http://www.youtube.com/watch?v=MFVxvggV2L0&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=K7yUY0gB4n8&feature=related
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