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(今朝の上賀茂)


便座に座って用を足すという洋式のトイレにどうしても馴染めなかった僕は、30歳の時、尻を拭いて早々に立ち上がろうとして、激痛に襲われそのまま床に崩れ落ちた。
それから10年経っても痛みが消えないので、病院から紹介を受けて島津の画像診断センターでMRIを撮ってもらったら、案の定椎間板ヘルニアになっていた。軟骨が内臓の側にはみ出しているため、手術をする気にもなれず、それから20年近く、湯に浸るとき以外、常に痛みと同居している。 
痛むから運動しない、運動しないから体重が増える、体重が増えると余計に痛むというこの悪循環を断つために、3年ほど前から歩き始めたが、それで少し調子が良くなって、というより銚子に乗って去年の9月に、足腰と一緒に上半身も鍛えようと、ダンベルを持って歩いたり走ったりしたため急に症状が悪化し、それ以後、富士山を一合往復しただけで全く歩かなくなっていた。


 
(僕の脊髄)

話は遡るが、かれこれ30年は経つだろうか、当時すでに中年でソフトモヒカンの男性が、毎夕白い短パンとランニング姿で家の近くの坂道をジョギングしている姿があった。
その人は僕が時々行く銭湯に毎日決まった時間に通っていて、いつも必ず浴室のタイルの床で腕立て伏せと腹筋運動をしていた。3~4年前に本人と話した時、彼は67歳でこれまで何度もフルマラソンに出場し、受賞経験もあったが、70歳を超えて走ると膝の軟骨を傷めるので、70になったら歩くのだと言っていた。
それから暫くして彼の姿を見なくなったので、体調を崩されたかお亡くなりになったものと思っていたが、一昨日の夕方、うちの近所の上り坂を力強く黙々と歩いている姿を見かけた。忘れもしないソフトモヒカンの髪は、まだ黒々としていた。

彼の姿を見た後、これではいけないと思った。そして昨日の朝、地下足袋を取り出して出かけたが、段取りが悪くて結局歩けなかった。でも今日は6時半から1時間上賀茂を歩いた。終盤は痛みで腰が曲がってきたが、思いのほか調子よく歩けた。ウォーキングで体重を10キロ減らせば、痛みとの同居からも解放されるかもしれない。
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