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昨日、20年前まで仕事場にし、以後会社の倉庫兼スタジオに使っていたマンションを掃除していて、8㎜映写機を動かそうと思って手に取ったら何やらネバ〜っと、、、
置いてよく見ると、四半世紀前に飼っていた猫の小便がタール状になってへばり付いている‼︎
石鹸で洗っても取れない‼︎
家に帰ってから何度も湯と柿渋石鹸でゴシゴシ洗って、ようやく臭いは消えたが、めっちゃ気分が悪かった。

あの雌の黒斑の母親は、ほんとに賢い色っぽい猫で凛々しかったが、何匹か産んだ子供の中で黒斑だけは、うちの番頭にだけなついて僕になつかず、カメラのレンズやその他大事な道具をわざわざ選んで小便をひっかけていた。
職場のスタッフやその家族と、数日和歌山の山の家に泊まりに行った時、職場に2匹いた猫をそのまま放って置くわけにもいかないので一緒に連れて行ったのだが、屋根裏に棲みついていたムササビが深夜帰ってきた時に偶然ハチあわせてパニック状態になり、茶色の猫は縁の下に隠れ込み、小便タレの黒斑はそのまま何処かに逃走してしまった。
帰る日になっても黒斑は姿を見せず、止むを得ずキャットフードを山盛り置いて帰った。
それから数年経って、その付近の畦道で、あの黒斑にソックリな若い猫を見かけた。それとなく従兄弟に聞いてみると、黒斑は、通りを隔てた向かい側の大きな家に拾われていたようだ。

町中のマンションのたった30坪の檻のような空間から解放され、楽園のような新天地で自由自在に走り回っていた黒斑の姿が目に浮かぶ。
今更挨拶にも行けないが、拾って育ててくれたご家族には、ほんとに申し訳なく感謝している。

といいながら、気になってまだ手の臭いを嗅いでいる僕。








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